正確に測るには正確な基準が必要

20数年ぶりに体重計(ヘルスメーター)を買いました。
今まで使っていた体重計は今時めずらしいアナログ式。
針が指す数字を読むものでした。
デジタル式で体組成計付きのものへと買い替えました。

齢50を超えると健康やアンチエイジングが最大の関心事です。
病気や死が身近に思えてきます。
日々、体重を測り、肥満体を改善しようと努力しています。

新しい体重計に乗って測ったところ2キロ増加しました。
朝、古いアナログの体重計で測った体重とは2キロ差。
1日で2キロ増えるのはおかしいと思い、古い体重計に乗って測ると朝と変わらず。
いったいどっちが正しいのかわかりません。

どちらが正しいのか、それともいずれもちがうのか?
正確な重さがわかっているものを体重計に乗せるしかなさそうです。

測る機器が正確であることが大前提です。
測る機器が正確かどうか疑いを持ったとき、それを証明するための基準となるものが必要です。
学校の理科の授業で使用する分銅のようなものです。

残念ながら、わが家には正確な重さがわかる基準となるものがありません。
とりあえず、自分にとって都合の悪い方、新しい体重計の数値を信じることにします。
しばらくは厳しいダイエットに勤しむことになってしまいました。

菊池 英司
不動産コンサルタント、FPとして主に個別相談、セミナー講師を中心に活動中。 住宅の購入サポート、住宅ローン相談を中心に、個人の所有する不動産、住宅に関するサービスを提供している。空家管理業務を2009年から開始し、早くから空家問題に取り組んでいる。