知らない番号からの電話は詐欺だろう

知らない番号からの電話は、だいたいよくない電話。でない方がよいという話。

仕事をしていると、知らない番号から携帯電話に電話がかかってきました。番号は市外局番東京03。知らない番号、東京からの電話、こういう電話は詐欺電話や営業電話であることが多いので出ないのが正解。

しかし、私の携帯電話には、遠方の顧客から不動産調査や不動産取引に関する電話がかかってくることがあります。私は携帯に電話番号を安易に登録しないようにしているため、誰からの電話か表示されません。お取引先か迷惑電話かも判別がつかず、とりあえず出るしかありません。

私が携帯電話の電話帳にむやみに電話番号を登録しない理由は、LINEやFacebookなどのアプリが原因です。連絡先登録している先を、『知り合いかも』と通知してきたり、登録先にも私のことを『知り合いかも』とおすすめすることが耐えられないからです。付き合いが薄くなった人からいきなりLINEでリクエストがあっても、どうしたらよいのか困ってしまいます。長期間連絡のやりとりをしなかったのだから、お互いに、今後も特に用事はないはずです。

LINEの設定で『知り合いかも』扱いされないように設定しているつもりですが、私はLINEを信用していません。知らない間に設定が変わってしまうのではと疑ってしまいます。そこで、おおもとの携帯電話側で電話番号を登録しないようにしているのです。

ちなみに、LINEが勝手に設定を変えてしまうのではないか、と私が恐れているのはそういう経験があるからです。過去に、頻繁に連絡してくる男友達を知らない間にブロックしていました。これは、LINEが原因ではなく、妻が犯人でした。妻は昔からその友人をひどく毛嫌いしていました。友人は確かに変人かもしれませんが、古くからの友人のため、くだらない内容の無いLINEも一応既読し、3回に1回は返していました。それが妻は気に入らなかったようです。私の知らないところで友人を勝手にブロックしていました。以来、知らないうちに設定が変わってしまうのではと、LINEに不信感を持っています。

本日の東京からの電話は完全に”はずれ”でした。電話にでると、冒頭に、「営業の電話ではありません、少し時間をください」、そう言われました。(嫌です、と切ればよかった)時間は午後3時。普通は皆、仕事中。そんな時間に電話をかけてきて冒頭に営業の電話ではないと強調することがかぎりなく怪しい。

「目的はなんだ、手短に、要点を絞って、30秒程度でまとめろ」と返しました。しかし、話は要領をえません。目的をはっきりと言わないのです。こちらはだんだんイライラしてきます。声が大きくなり、おもわず指をパッチン、パッチンと鳴らします。私の癖です。リズムよく話をしろと暗に催促してしまいます。何とかいらだつ気持ちを抑えつつ、根気よく聞きだしました。要は、私が何に投資しているのかを聞きたいらしいのです。そのうえで、暗号資産に投資しませんか、ということが言いたいようです。

「貴様は怪しい」と率直に言うと、東京都港区に事務所をかまえている、安心してほしいと主張しだしました。過去にもこういう電話は何回もありましたが、怪しいと言うと、東京都港区とか東京都渋谷区とか、会社が都会の一等地にあると主張するのです。こういう会社は本当に怪しい。東京に会社があれば、地方在住の者は都会への憧れから黙るとでも思っているのでしょうか?応酬話法のマニュアルにそういう記載があるのかも。

次に、「そもそもこの電話番号を貴様は誰に聞いた」、と問い詰めてみました。数年前に投資に関するサイトで登録していてそこで知りました、お忘れになっているのでは、と言われました。これはウソです。私はふだんから電話番号など個人情報を安易にネット上で登録していないように気を付けています。営業の電話が鬱陶しいからです。これも応酬話法で決まった切かえしなのかもしれません。おそらく電話番号は名簿屋から買ったものでしょう。

結局、いつまで話をしていても、私に何をしてほしいのか、それで費用はいくらかかり、私はどれだけのメリットとリターンがあるのか、知りたい情報がはっきりと得られませんでした。営業電話も営業トークも、リズムと明確な回答が必要です。それがまったくない電話でした。付き合いきれず切りました。本当に時間の無駄でした。今度から知らない番号は無視することを徹底しようと思います。

菊池 英司
不動産コンサルタント、FPとして主に個別相談、セミナー講師を中心に活動中。 住宅の購入サポート、住宅ローン相談を中心に、個人の所有する不動産、住宅に関するサービスを提供している。空家管理業務を2009年から開始し、早くから空家問題に取り組んでいる。