大阪のそごう心斎橋本店の売却価格が合意に達したもようです。
売却先は、J・フロントリテイリング、大丸と松坂屋を傘下に持つ百貨店グループです。
売却合意額は370億円強。
これにより、そごう心斎橋本店と隣接する大丸と合わせて、売り場面積が78000㎡。
大阪の百貨店競争は過激になるばかり。
客もいないのに、売り場面積だけが大きくなっていきます。
百貨店業界の総売上がコンビニ業界に抜かれ、落ち込む一方のなか、大阪では出店、増床ラッシュ。
このままいくと、さらに競争がひどくなり、いずれ脱落するところもでるでしょう。
そうなると、5万㎡以上の店舗ばかりなのに、どうなるのでしょうか?
大阪の景気は最悪のまま。
リーマンショック前の好景気のなかでも、大阪の景気は悪いままだったので、消費者にはお金がない状態です。
百貨店よりむしろ安売りの大型店舗がほしいぐらいなのではないでしょうか?