厚生労働省の社会保障審議会の年金部会が、
厚生年金の支給開始年齢を引き上げについての議論を本格化させました。
その背景には財源不足があるのでしょう。
少子高齢化がもっとも大きい問題です。
年金を負担する人よりも受け取る人が多くなれば、
現役世代の年金負担を増やすか、
受給開始年齢を引き上げるしかありません。
現役世代、とくに20代、30代には定職につけない、正社員になれない人たちも多く、現役世代の年金負担を増やすのは無理があります。
支給開始年齢の引き上げについても真剣に検討せざるを得ません。
今すぐにそうなるわけではありませんが、支給開始年齢の引き上げは避けられないでしょう。
やはり、自分たちの老後は自分で何とかするしかないようです。
若いうちから、将来に備えておかなくては。
50歳を超えてから、子供が独立してから、老後資金を蓄えようと言うのではもう間に合いそうにありません。