ファイナンシャルプランナーの菊池です。
住宅を購入するとき、どのタイミングでFPに相談するのがよいのか?
どのように利用すればよいのだろうか?
そう思われる方は多いはずです。
私としては、
「将来、家を購入したいなぁ、そろそろ考えてみようか」
そう思ったときに相談依頼をいただきたいと思っています。
住宅購入をするために、
家計面ではどうか、住宅ローンはいくらまでなら無理なく払えるのか?
どんな物件が合っているのか、
どのくらいの予算が妥当か、
そういったポイントをうまく整理し、住宅購入までのロードマップを作成し、ご提案するのが私の仕事です。
しかし、残念ながら実際に相談依頼をいただくのは、契約直前という方が圧倒的に多いのです。
これでは、よほど条件が悪い場合以外には、契約を見送るという選択肢が受け入れてもらいにくいです。
住宅購入は多くの場合、短期勝負です。 中古物件ならなおさらです。
不動産業者、住宅販売会社、住宅メーカーと接触した時から、購入に向けて急速に動き出します。
動き出したらゆっくりと不安を解消するための時間が無いのです。
不安な点を抱え、多くのことを理解しないまま、
「こういうものです」
「他の皆さんもそうしています」
この言葉で無理に納得したつもりになり、契約することになります。
納得しきれない点をうやむやにしてしまうことが、時には不動産トラブルに発展することもあります。
自分たちのほしい住宅とは?
返済に無理のない住宅ローンの借入額は?
将来、住宅ローンを支払っていけるかなぁ?
そういった不安を、事前に解消しておくための事前準備期間をしっかりと取りましょう。
これが住宅選びで失敗しないための秘訣でもあります。