本日は神戸RC住宅さん主催のセミナーにて講師を担当致しました。
私の話は、主に消費税増税と住宅ローン控除についてでした。
主催者の神戸RC住宅さんは鉄筋コンクリート造の住宅を専門に建築されておられます。
本日のセミナーの最後に、神戸RC住宅さんより、鉄筋コンクリート住宅の強みについてご説明がありました。
鉄筋コンクリート住宅のメリットは、耐震性と耐火性。
防災については申し分のない住宅であると言えます。
お話しの中で、私がとても共感したのは、生存空間の重用性についてのお話しでした。
阪神・淡路大震災直後、私は倒壊した住宅の調査をしていました。
あのとき倒壊した住宅の中には、地震のあとに起こった火災により延焼したり、隣の家が倒れてきて被害を受けた家屋も多数あり、そのために命を落とした方もいらっしゃったのです。
自分の家だけの問題ではないのです。
隣の家が倒れてきても潰れない住宅、長時間の炎に耐える住宅、大規模な災害の場合、こういう住宅がもっとも安全です。
鉄筋コンクリート造の場合、大破することがあっても、構造的に生存空間が残り、即死する人は少ないのです。
もちろん鉄筋コンクリート造にもメリットだけでなく、デメリットもありますが、防災面を考えると、検討してみる価値は十分にあると思います。
今日のセミナーは私も勉強させていただきました。