阪神間での大型商業施設店舗面積が拡大!

ここ数年、阪神間でも大型商業施設のオープンが続いてきました。
例を挙げると、
ららぽーと甲子園 2004年11月25日オープン 店舗面積46,298㎡ 店舗数170 駐車場約3,000台
イオンモール神戸北  2006年11月18日オープン 店舗面積60,516㎡ 店舗数165 駐車場約4,000台
神戸三田プレミアム・アウトレット 2007年7月6日オープン 店舗面積19,100㎡ 店舗数87 駐車場2,200台
西宮ガーデンズ 2008年11月26日オープン 店舗面積71,030㎡ 店舗数268 駐車場約3,000台
ほかにも小さいですが、阪神西宮駅のエビスタ西宮(2003年オープン・店舗面積約8,500㎡)もあります。
なかでも西宮ガーデンズの規模は群を抜いていて、オープン以来順調に顧客を集めているようです。
それに対抗してか、各施設が次々と増床しています。
ららぽーと甲子園では、この3月27日、店舗面積約6,000㎡増床しキッザニア関西がオープンします。
阪神間のアウトレットモールでいちはやくオープンしていた、三井アウトレットパーク マリンピア神戸は3回目の増床。
増床面積9,940㎡、店舗数38店舗を拡張。
3月18日に新館をオープンさせます。
これで、店舗面積は22,750㎡、店舗数133店舗、駐車場約2,500台となります。
そして神戸三田プレミアム・アウトレットも拡張工事に着手すると発表されました。
店舗面積を約16,400㎡広げて約35,500㎡、店舗数も約70店舗増やし約160店舗に。
オープンは今年末を予定しているようです。
倍近い拡張。
これは予定通りだったのでしょうか。
これらの大型商業施設の商圏を考えると、重なる部分が多いと思われ明らかにオーバーストア気味です。
店舗を引っ張ってくるのも、顧客を継続的に呼び込むのも大変です。
何より、この景気悪化により、消費者の家計が厳しくなり、消費が後退しています。
競争が激化し、これらの大型商業施設も、勝ち組と負け組に分けられる日が近いのではないかと予測しています。

ホームセンター業界はオーバーストア!大証二部ナカイのTOB

各業界のオーバーストア化は顕著になってきています。
そんな中、赤字経営で時価総額が5億未満で上場廃止基準に抵触し、上場廃止猶予期間中となっていた徳島のホームセンター、ナカイにドラッグストア経営のアクサスがTOBを実施します。
ナカイは、以前は関西圏にも店舗を出していたはずですが、いつの間にか四国以外をすべて撤退させたようです。
現在は地元の徳島以外は香川にしかないようです。
TOBを実施するアクサスは同じ徳島の企業で、ドラッグストア、生活雑貨、スポーツ用品などいろいろな販売店舗を展開している企業です。
ナカイをTOBによって支配下に置くことは、同じような品物を扱っているということを考えるとメリットがあると判断したのでしょう。
近年、業界はオーバーストアぎみ。
とくにホームセンターはかなり多く、すでに多くの企業が撤退しています。
ナカイもその流れに抗えなかったようです。
TOBの取得額は最大3億7400万円。
買い付け期間は2月17日から3月17日まで。

そごう心斎橋本店の売却、370億円強で合意

大阪のそごう心斎橋本店の売却価格が合意に達したもようです。
売却先は、J・フロントリテイリング、大丸と松坂屋を傘下に持つ百貨店グループです。
売却合意額は370億円強。
これにより、そごう心斎橋本店と隣接する大丸と合わせて、売り場面積が78000㎡。
大阪の百貨店競争は過激になるばかり。
客もいないのに、売り場面積だけが大きくなっていきます。
百貨店業界の総売上がコンビニ業界に抜かれ、落ち込む一方のなか、大阪では出店、増床ラッシュ。
このままいくと、さらに競争がひどくなり、いずれ脱落するところもでるでしょう。
そうなると、5万㎡以上の店舗ばかりなのに、どうなるのでしょうか?
大阪の景気は最悪のまま。
リーマンショック前の好景気のなかでも、大阪の景気は悪いままだったので、消費者にはお金がない状態です。
百貨店よりむしろ安売りの大型店舗がほしいぐらいなのではないでしょうか?