家を探すとき、インターネットやチラシで物件情報を集めることが多いと思います。
とくにインターネットは非常に多くの情報が、簡単に手に入るので必須です。
インターネットやチラシなどの物件情報を見ていると、
たくさんある物件のなかに、 これは安い!!
なんて思える物件がときどきあります。
そんな物件情報を見つけたら、
本気で家を探している方は、不動産業者に問い合わせの電話を入れることでしょう。
問い合わせると・・・
「残念ながら、その物件は売れてしまいました。」
なんてことを言われます。
そのあと、中古マンションであれば、こういうセールストークが続きます。
「同じマンションで同じ広さ、同じ間取りの物件があります!!
お値段は少し高くなりますが、こちらはリフォーム済みです。」
実は最初から広告の物件は無いのです。
お客の反響を得やすいようにうその情報で広告を打つ、
これがおとり広告の例です。
中古マンションはおとり広告を打ちやすいと言えます。
同じような部屋がたくさんあるからです。
実際にある売り物件の価格を低く表示し、
間取り図の和室を洋室にちょっと変更、
こうやって広告を打てば、万が一、売主や同業者がクレームを言ってきても
ちがう部屋だと言い訳できます。
昔は多かったのですが、最近は規制が厳しいのでめっきり減りました。
とは言え、まったく無くなったわけではないようです。
昨日、おとり広告を偶然に見つけてしまいました。
売値を200万円安くしてインターネットに掲載していました。
不動産業界も大不況下。
集客のために多少、無理をしてでもという会社も多々あります。
もちろん、そういう不動産業者はごく一部なのですが。
不動産業者には法の遵守、モラルある対応をお願いしたいものです。