半導体大手のエルピーダメモリが、生産拠点を広島から台湾へ移すようです。
やはり円高に耐えられないようです。
主力のDRAM市況が悪いという条件もあってのことですが、円高が日本の産業空洞化をますます加速させているようです。
産業空洞化が続くと、製造業中心に発展してきた日本の産業はどうなるのでしょうか?
今以上に失業者が増える、
生活保護者が増える、
地方自治体、国の経営が苦しくなる、
もちろん真っ先に家計も苦しくなる。
何もいいことありません。
急激な円高、
原発停止によるエネルギー不足、
高い法人税、
高い人件費、
少子高齢化による日本の需要縮小、
世界を相手にする企業にとっては日本を生産拠点にするメリットはあまりありません。
野田首相は産業空洞化対策として補助金を出す考えを示し、第三次補正予算案に盛り込むようです。
補助金をばらまいたぐらいで産業空洞化は止められるのか?
まぁ無いよりはましですが、まずは円高対策に注力してほしいものです。