20代からの不動産投資 焦りは禁物

最近、当事務所では20代の若い相談者が増えています。
その多くが投資についてのご相談です。

特に多いのが不動産投資についてのご相談です。
不動産投資で成功した人の本やロバート・キヨサキの本に影響を受けているようです。

20代の多くの方は、年金は期待できないと認識しています。
マスコミによってネガティブな情報が発信され、不安をあおっていることも影響しているでしょう。
自分たちで将来のためのお金を用意しなければならない、そういう意識を強くお持ちです。
そこで不動産投資という選択になるわけです。

20代から投資に積極的なのは、とても良いことだと私は思います。
今の年金の状況を見る限りでは、将来の支給額に期待は持てないので、自分たちで早い時期から投資によって資産を積み上げ、準備していく必要があります。
不動産投資であれば、長期の安定収入が期待できます。

ただし、注意しなければならないことがあります。
安易に不動産投資を始めないということです。

不動産投資を始める際、一番難しいのは最初に取得する物件選びです。
最初につまづくと、給料から投資物件のローンを支払わなくてはならない状況に陥ったり、住宅ローンが借りられなかったりと、取り返しがつきません。

20代であれば、たくさんの時間があります。
月々の給与からコツコツと積み立てを行い、複利で運用していくと数十年後にはかなりの資産が形成できます。
(預貯金だけでは資産形成は難しいですが・・・)

ある程度の資産が作れたのなら、その一部を頭金にして不動産投資を行えばよいのです。
不動産投資は、お金があればいつでもできるのですから。

不動産投資に焦りは禁物。
正しい知識を得て、自分なりの目標を立てて、そのために必要な資金の準備をしなければなりません。
まずは自己資金となる資産を作ることから始めるべきでしょう。

菊池 英司
不動産コンサルタント、FPとして主に個別相談、セミナー講師を中心に活動中。 住宅の購入サポート、住宅ローン相談を中心に、個人の所有する不動産、住宅に関するサービスを提供している。空家管理業務を2008年から開始し、早くから空家問題に取り組んでいる。

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