イヤホンの先が折れてipadのイヤホンジャックに詰まった

昨晩、ipad miniのイヤホンジャックにさしたイヤホンの先端部分が折れてしまいました。
イヤホンジャックが詰まった状態です。
先ほど、この状態から脱することができたので、詰まった部分を取り除くまでの過程を以下に記録します。
まず、困ったときはネット検索です。
こういうときにはどうすればよいのかネットで検索してみました。
すると、いくつかの方法がネットにアップされているのを発見。
検索の結果、主な対応策は以下のとおり。

  • 細いドリルを使用する
  • 爪楊枝の先にアロンアルファをつけて詰まった部品をくっつける
  • 安全ピンを熱して使用する

検索結果には、イヤホンジャックにアクセサリーを差していて折れた場合の記載が多くみられます。アクセサリーなので、詰まった部分がプラスチック製である例がほとんどです。
今回は残念なことにプラスチックではなく金属です。3番目の安全ピンを熱する方法はプラスチックの場合のみ。今回はこの方法は使えませんでした。
とは言え、安全ピンで詰まった部分をひっかけることもできるので、安全ピンは必要です。

今回、ドリルで穴を開け、そこに爪楊枝を突っ込み、アロンアルファで固めて引き抜くことにしました。まず、ダイソーに行って先端1.2mmのドリルを購入しました。
本体が600円、先端のドリル部分が100円、合計700円、消費税込みで756円かかりました。


詰まった部品にドリルで穴を開けようとしたのですが、ドリル先端の直径が1.2mmでは少し太すぎました。
穴を開けるというよりは、詰まった部品を削りながら壊していくことになってしまいました。それを安全ピンの先でひっかけてはかき出し、大半を取り除くことができました。
しかし、最後にイヤホンジャックの先端部、尖った部分が残ってしまいました。壊すのではさらに時間がかかりそうです。

せっかちな私は、さらにドリルで削るのも面倒なので、爪楊枝にアロンアルファを付けて引き抜くことにしました。
アロンアルファを付けた爪楊枝をイヤホンジャックに突っ込み、待つこと10分弱。
しっかりと固まりました。一気に引っ張ったところ、先端部分がくっついた状態でうまく抜くことができました。
何とか詰まっていたものを完全に取り除くことに成功しました。

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今回、作業時間2時間、費用が756円かかりました。
イヤホンを差して音楽を聴いてみたところ、少しジャリジャリと嫌な雑音が入ったり、接触が悪いのかモノラル音声になってしまいます。イヤホンジャックの中に削ったカスが残ってしまったことで接触不良を起こしているようです。
何度も綿棒を差し込んで清掃してみたところ、ある程度、状況は改善されました。使用するのに特に問題がないレベルまで回復することができました。

作業をしてみて思ったのは、強引なやり方ではipadのイヤホン部分を壊すことになるということです。あまりおすすめはできません。
業者に修理を依頼した場合、費用は5000円から10000円程度のようです。時間がもったいない、壊すリスクを取りたくない、という方は迷わず修理業者を頼ったほうがよさそうです。

菊池 英司
不動産コンサルタント、FPとして主に個別相談、セミナー講師を中心に活動中。 住宅の購入サポート、住宅ローン相談を中心に、個人の所有する不動産、住宅に関するサービスを提供している。空家管理業務を2009年から開始し、早くから空家問題に取り組んでいる。